亜細亜大学テニス部コーチ 森 稔詞

先週の11月9日から予選が始まっています、全日本選手権大会
この大会は、知る人があまり居ませんが、3つある天皇杯の一つ。
正月のサッカー・競馬、そしてこのテニス。私は、現役時代に残念ながら、天皇杯は取れず・・。
しかし、ダブルスでパートナー(佐藤哲哉さん)にも恵まれ1992年に優勝。このダブルスのカップにも、天皇家の御紋が??。実は、ダブルスタイトルには「摂政の宮杯」のカップが。
家に持ち帰る時、宮内庁関係者の方が持っていた、証書にサインした記憶が。
そのカップで美酒を飲んだかどうかは、ご想像にお任せする。。。

やはり、この全日本は他の日本の大会とは違った重みがある。
実は、同じ亜細亜大学関係者では、男女シングルスでのタイトル獲得者は、残念ながらいない。(98年岡本聖子・95年宮地弘太郎が、共に在学中に決勝で敗れている)。続く→


しかし、男子ダブルスでは同期生の高田充(パートナー共に岩渕聡)が2000・2002年の2回、そして佐藤博康(1994年駒田政史・2004年LE MINN)の2回。この摂政の宮杯のカップを手にしている。
女子では、2004年に田口景子(金恵美)と優勝。2003年には岡本聖子(竹村りょうこ)と準優勝。
混合ダブルスでは99年佐藤博康(宮内美澄)、03年には高田充(杉山愛)と優勝。準優勝は01・02・03と駒田・佐藤博康・五藤かおり。
さて今年は、予選からのチャレンジで皆学生は、頑張っていた。
その中で、予選を突破したのは、大塚真之助。彼は、予選4回を勝ち抜き(うち3回戦では同級生の3年前のインターハイチャンピオン渋谷裕樹に0−6・7−5・6−3で勝利)。初の本戦出場を決めた。1回戦ではジュニアの有望株、会田翔と対戦。互角に以上に打ち合ったが、試合とは別物。ゲームとしては、完敗。相手はうまかった。
その会田は、2回戦で、卒業生で13シードの宮崎靖雄をファイナルタイブレークで退け、今日第2シードの添田豪と対戦予定。
長くなったが、素晴らしく威厳のある大会が、今有明で行われている。
そして、亜細亜大学生も頑張っているし、卒業生も頑張っている。是非、足を運んで応援を!!
 残念ながら現役学生は、全員敗退・・・。 でも、来年!!